speg03の雑記帳

主に未来の自分のために試したことなどを記録しています

Windows VistaからUbuntu 10.10に乗り換えた

ふとしたことから自宅で使っていたThinkPad X200sUbuntuをインストールしました。とりあえずVistaをやめたかったのだけど、Windows使う理由もなかったのでいっそのことという感じ。

インストール

インストールしたのはUbuntu 10.10 Desktop Edition 64-bit

解説することがないぐらい簡単だった。CD-RがなかったのでUSBメモリを使った。メディアの作り方とか試しに起動してみるだけとかも上のリンクで説明されている。

バイス関係

環境的にも同じ人が最近初期設定の記事を書いてくれていたのでとても参考になった。

トラックポイントのスクロールを有効にする

トラックポイント自体でカーソル移動はできるのだけど、センターボタンを使ってスクロールができなかった。
以前まではxorg.confに設定ファイルを書いて置く方法を取っていたみたい(実際、最初その方法でやった)。今はパッケージがあるようなのでそれでいきましょう。

$ sudo apt-get install gpointing-device-settings

システム → 設定 → Pointing devices から、
ホイールエミュレーションをチェックして、ボタンは2、縦横スクロールを有効にする。


ミュートボタンを有効にする

情報元の以下のサイトでは起動時のオプションにacpi_osi="Linux"を追加すればいいよと言ってるみたいだった。

$ sudo vi /etc/default/grub
(略)
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_osi=\"Linux\""
(略)
$ sudo update-grub

キーバインド設定

そもそもWindowsを長いこと使っていたのはXKeymacsでなんでもEmacsキーバインドにできたからだった。それももはやWindowsを使う理由にはならなくなったのだけど!

GNOMEのテーマ

GNOMEの設定でほとんどのGUIEmacsキーバインドっぽい感じにする。

$ gconf-editor

/desktop/gnome/interface/gtk_key_themeの値をEmacsにする。


キーマップの変更

ついでなので。個人的にはスペースキー左にある無変換キーをALTとして使いたいのです。

$ xev  # 無変換キーを押してキーコードを調べる
(略)
KeyPress event, serial 36, synthetic NO, window 0x4e00001,
    root 0xb2, subw 0x0, time 10472798, (122,-255), root:(125,392),
    state 0x0, keycode 102 (keysym 0xff22, Muhenkan), same_screen YES,
    XLookupString gives 0 bytes: 
    XmbLookupString gives 0 bytes: 
    XFilterEvent returns: False

KeyRelease event, serial 36, synthetic NO, window 0x4e00001,
    root 0xb2, subw 0x0, time 10472901, (122,-255), root:(125,392),
    state 0x0, keycode 102 (keysym 0xff22, Muhenkan), same_screen YES,
    XLookupString gives 0 bytes: 
    XFilterEvent returns: False

$ vi ~/.Xmodmap  # キーコード102にシンボルAlt_Lを設定
keycode 102 = Alt_L

$ xmodmap ~/.Xmodmap  # 設定を有効にする