Progressive Enhancement
Webデザインとかクロスブラウザとかそのへんの話。
最近jQueryの本を少し読んでいて、jQueryクックブックの中でプログレッシブエンハンスメントという言葉がでてきた。その節では言葉自体の説明が特にされておらず、なんですかこれはという感じだったので少し調べてみました。
- プログレッシブエンハンスメント(Progressive Enhancement)という考えかた — Website Usability Info
- Graceful DegradationとProgressive Enhancementの実践 | Web標準Blog | ミツエーリンクス
- Progressive Enhancementに関する調査結果 : could
ちょっと検索するだけでも結構引っかかるのでどうも割と知られている言葉のようです。
また、関連する言葉も見つかります。
- Graceful Degradation
- Unobtrusive JavaScript
以下、メモ。
Progressive Enhancement
- 最低限必要な機能については誰に対しても提供する。
- 入力補助など役に立つ機能が使える人には提供する。
ユーザの環境に合わせたものを提供すればよくて、そのためには全てのユーザに対して同じデザイン、機能を提供する必要はない。そもそも、ユーザ環境がとても多様化している以上、全てに合わせるのは難しい。
モバイル向けWebサイトとかこれに当たるのかなと思いました。
Graceful Degradation
- いわゆるクロスブラウザのこと。
- 誰に対しても同じデザイン、機能を提供する。
どんなユーザが見ても同じように理解して、操作できないと混乱してしまうよね。
それにしても、この単語は劣化したところに合わせるみたいな感じでとてもネガティブに受け取れますね。
Unobtrusive JavaScript
- JavaScriptを有効にしていないユーザに対して問題を起こさない。
これはJavaScriptの話だし、他の2つとは同列ではないのだけど。jQuery IN ACTIONの割と最初の方に出てくるキーワード。
Unobtrusiveとは「控えめな」という意味。JavaScriptを使ってフォームの送信を行うとしても、ちゃんとHTMLだけで送信できるようにしておこうね。